Q1 特許と実用新案の違いについて教えてください? |
A. 主な違いは次の通りです。
①特許は、特許庁の実体審査をへて特許になるのに対し、実用新案は実体審査を経ないで登録になります。
②権利期間は、特許=出願日から20年に対し、実用新案=出願日から10年です。
息が長いと思われる商品は特許権で保護するのが得策です。
Q2 特許・実用新案を取得するのに必要な一般的費用について教えてください? |
A. 印紙代の減免を受けない場合の特許権、実用新案権獲得のための一般的な全込み費用はだいたい次の通りです。
<特許の場合>
特許出願時総額(全込み)=通常12.5~19万円くらい
出願後権利化費用=通常21.5~24万円くらい
<実用新案の場合>
出願時総額(全込み)=通常85,400円~13万円くらい
出願時以外の費用は、基本的にかかりません。
どちらの場合も、詳しくは無料見積をご依頼下さい。
ご予算に応じて、ある程度柔軟に対応いたします。お気軽にご相談ください。Q3 アイデアが浮かびましたが、どうすれば良いですか? |
A.
アイデアが浮かんだら、次の順番で進めるのが良いと思います。1.特許調査
類似のアイディアがすでに特許庁に出願(申請)されているかどうかを、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で調べる。
商品として売られていなくても、特許庁に、すでに出願されているということが多々あります。
したがいまして、先ず、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
で、似たようなアイディアがあるかどうかを、検索語句を色々工夫されて調べてみることをお勧め致します。私が調べることも可能ですが、有料(通常1.5~3.5万円)となってしまいますので、先ずご自身で調べられることをお勧め致します。
2.特許出願・実用新案登録出願
ご自身のアイディアに関する権利を事前に確保しておくために、
(1)類似のアイディがなければ、特許出願(または実用新案登録出願)し、特許権(または実用新案権)の獲得を図る。
(2)類似のアイディアがあった場合、相違点について有効な権利を取れるかどうかを検討し、有効な権利が取れそうであれば、特許出願(または実用新案登録出願)する。
有効な権利が取れそうな相違点がないようであれば、以後の手続は断念する。
3.商品化
特許出願(または実用新案登録出願)後、または特許(実用新案)権獲得後、商品化を図る。
特許出願(または実用新案登録出願)後でも可能ですが、一応の権利が確定する特許権獲得後(実用新案の場合、技術評価後)の方が望ましいと思います。
商品化の方策としては、
(1)メーカーに発注し、納品してもらって、ご自身がネット等を通じて販売する。
(2)メーカーに提案し、実施契約して、メーカーに製造販売してもらう。
注:(2)のメーカーへ提案し採用してもらうことは、通常、容易ではありません。ただし、不可能でもありません。なお、実用新案よりは特許の方が、さらに特許後の方が提案しやすいと思います。
A.
当事務所への依頼のしかたとその後の流れは、こちらに記載の通りですが、ご一報頂ければ、当方にて順次ご案内いたします。 Q5 特許や実用新案をとるのに、試作品は必要ですか? |
A.
必要ありません。図面等でOKです。当事務所へ依頼の場合は、アイデアの内容が分かるマンガでOKです。
Q6 特許が取れなかった場合、お支払いした金額は戻りますか? |
A.
通常は戻りません。ただし、特許費用全額返金保証制(おまかせコース)をご利用頂ければ、一定条件下で全額返金されます。
Q7 ○○県所在ですが、特許相談、特許申請依頼は可能ですか? |
A.全国各都道府県の方のご相談、ご依頼を承っております。 メール、FAX、お手紙、お電話、弊所HP「お問い合わせ」でご相談ご依頼下さい。
(北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島・栃木・茨城・千葉・群馬・埼玉・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・静岡・愛知・岐阜・滋賀・三重・京都・奈良・大阪・和歌山・兵庫・鳥取・島根・岡山・広島・山口・香川・徳島・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島・沖縄)の方のご相談、ご依頼を承っております。 メール、FAX、お手紙、お電話、弊所HP「お問い合わせ」でご相談ご依頼下さい。